熊本市iPhone・iPad買取1番です。
機械には故障がつきものです。それは、どれほど高価で最新のiPhoneでも同じ。
ちょっとしたことで故障することがありますが、修理に出せば復活するのでご安心ください。
修理費用は高額になりがちだからこそ、修理保証制度が役立ちます。
でも「有料保証をつけても結局故障しなかったらお金の無駄に」と躊躇する方もいれば、「万が一の可能性に備えて有料保証に加入する!」という方もいるでしょう。
iPhoneにはアップルケア(AppleCare+)という有料保証制度がありますが、実際のところこの保証には入ったほうが良いのでしょうか?
アップルケア保証入るべきか、保証の内容や必要性などを詳しく紹介します。
iPhoneはアップルケア保証に入るべきか?入らなくても大丈夫な7つの理由
iPhoneのアップルケア保証入るべきか、迷う方も多いでしょう。
アップルケア保証は任意のサービスなので、入らなくても問題ありません。
迷っている方は、アップルケア保証の特徴を知ると、入らないという選択肢も浮上してくるかもしれませんね。
①値段が高い
アップルケア保証はメーカーのサービスなので、加入料金がかなり高いです。
モデルによって値段が異なるので、まとめて紹介しますね。
- iPhone SE(第3世代):2年単位の一括払い11,800円/月払い580⇒2年間だと13,920円
- iPhone 13、iPhone 14、iPhone 15:2年単位の一括払い23,800円/月払い1,180円⇒2年間だと28,320円
- iPhone 14 Plus、iPhone 15 Plus :2年単位の一括払い28,800円/月払い1,380円⇒2年間だと33,120円
- iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max:2年単位の一括払い31,800円/月払い1,580円⇒2年間だと37,920円
※価格は税込
加入料金を見ると、モデルが最新になるにつれて高額になっていることがわかります。一括払いのほうが若干お得ですが、それでも躊躇する金額であることに変わりないでしょう。
2年単位で計算すると万単位の出費になるので、頻繁にiPhoneを買い替える方は、加入しても使う機会がなかなか無いかもしれません。
ただ、医療保険と同じように、万が一の出費を抑えるために保証をつける方もいます。
人によって考え方は違うので、後悔のない選択をしてくださいね。
②保証対象外もある
アップルケアでは、すべての不具合が保証されるわけではありません。
せっかくお金を払って加入しても、いざというときに「この症状は保証対象外です」とシャットアウトされたら元も子もないですよね。
ではどのような不具合が保証対象外になるかというと、簡単に言えば「機能に影響がないもの」。どれほど本体が傷だらけでも、正常に動作するならその傷は保証では直せないのです。
他にも、
- 経年劣化による外観上の損傷
- 改造や改変が認められた場合
- 盗難や紛失(ただし盗難・紛失プランに加入していれば保証対象となる)
- 自然災害による故障(地震や火災など)
- Appleが認定した正規店以外で修理されたもの
など細かなルールが設けられています。
③バッテリー交換が受けられないこともある
アップルケアに加入すると、無料でバッテリー交換サービスが受けられます。これはかなり魅力的ですよね。
ただ条件があり、当てはまらないと別途有料になるのでご注意ください。
無料でバッテリー交換をしてもらうためには、「バッテリーの保持容量が 本体容量の80
未満」でなければいけません。
一括払いすると最大2年間の保証を受けられますが、2年間の保証期間内に上記の条件をクリアできるかというと疑問です。使い方や機種にもよりますが、2年半使ってもバッテリーの最大容量は90%前後ではないでしょうか。2年間で80%を切るというのは、なかなか珍しいことです……。
購入後3~4年経てば、条件の「本体容量の80%未満」をクリアするかもしれません。しかし、無料のバッテリー交換を目当てにアップルケア保証に入るのはおすすめできません。
加入料金がかなり高額なので、「バッテリー交換してほしいから保証に入る」のではなく、「保証に入らずバッテリーの劣化に気づいたら普通に有料で交換する」というほうが遥かにリーズナブルでしょう。
④保護ケースやガラスフィルムをつけると壊れにくい
iPhoneは落下など衝撃を受けると、機能にダメージを及ぼすことがあります。
このようなとき、アップルケア保証に入っていれば安心ですね。
しかし、ダメージ度合いを最初から減らしておけば、保証に入る必要性も薄れると思いませんか?
保護ケースやガラスフィルムをつけると、万が一のダメージを減らすことができます。100%ダメージをなくせるわけではありませんが、保護対策をすれば「落下したけれど大丈夫そう!」という確率が上がるでしょう。
アップルケアに入らない代わりに、日ごろからの対策でiPhoneを守るという選択肢もあるのです。
⑤盗難や紛失リスクは低い
アップルケアには、通常プランとは別に「盗難・紛失プラン」が設けられています。
これは万が一iPhoneが盗まれたり紛失したりしたときに保証を受けられるというものです。
料金は以下の通りです。
- iPhone SE(第3世代):2年単位の一括払い14,800円/月単位740円⇒2年間だと17,760円
- iPhone 13、iPhone 14、iPhone 15:2年単位の一括払い26,800円/月単位1,340円⇒2年間で32,160円
- iPhone 14 Plus、iPhone 15 Plus:2年単位の一括払い31,800円/月単位1,540円⇒2年間で36,960円
- iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max:2年単位の一括払い34,800円/月単位1,740円⇒2年間で41,760円
通常プランと同じように、まとめて支払うと若干費用が安くなりますが、それでも通常料金と別途で支払わなければならないと考えるとかなりの支出でしょう。
大事なiPhoneを守りたいというお気持ちはわかりますが、iPhoneには「探す」の機能が搭載されています。
万が一手元から離れてしまっても、「探す」が有効になっていれば、たとえ電源がオフになっていても位置情報を確認できるのです。
海外だと、場所によっては盗難リスクが高いかもしれません。しかし日本でスリ被害に遭うというのはなかなか珍しく、バッグやポケットなどしっかり身につけていればまず危険はないでしょう。万が一のときも「探す」で発見できるため、わざわざ「盗難・紛失プラン」に申し込むのは勿体ない気がします。
⑥アップルケア以外にも保証がある
「不具合が起きたときのアップルケア!」と加入する方は少なくありませんが、実はアップルケア以外でも保証が受けられます。
たとえば、
- ケータイ補償(dカード)
- スマートフォン・プロテクション(アメリカンエクスプレス)
- スマートフォン保険(JCB)
- ショッピングセーフティ保険(イオンカード)
などが代表的です。
どれもクレジットカードのサービスで、年会費の中にサービスが含まれているため追加料金の必要ないことがほとんどです。
どこまで補償してくれるかはクレジット会社によって異なりますが、iPhoneの修理保証や盗難・紛失への保証がついていることもあるので、お使いのカードの規約やサービス内容を確認してみてください。
ただ、多くのクレジット会社では、iPhoneの補償限度額が最大10万円程度に設定されています。あまり高額な修理費用だと自己負担が発生するのでご注意ください。
⑦AppleCare+は2年超えるとは再加入が必要
iPhoneの保証入るべきか悩みどころだと思いますが、「加入後2年間で不具合が発生しなければお金の無駄になる」と考えるとどうでしょう?
いわば、掛け捨て型の医療保険をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。
万が一の出費を抑えるために加入するのは悪くありませんが、その保証も2年で切れてしまいます。2年間料金を支払ってきても、2年を過ぎたら再加入しなければ保証を受けられないなんて、なんだか腑に落ちませんね。
再加入といっても、やはり数万単位で費用がかかるのは同じ。AppleCare+に加入せず、そのお金を新規機種購入にまわしたほうが結果的に安く済むことも多そうです。
iPhoneのAppleCare保証に入る!6つの必要性について
iPhoneのAppleCare保証は、任意だからこそ、保証入るべきか悩みますよね。
先ほどは入らなくても大丈夫な理由について紹介しましたが、今度は入ったほうが良い場合について見ていきましょう。
①心配性の人は安心感として入る
iPhoneのAppleCare保証は、医療保険と同じです。
万が一の大きな出費を抑えるために役に立つので、心配性の人は加入しておくのも良いでしょう。
それに、「今日は壊さないか」「明日は大丈夫か」なんて毎日ビクビクして過ごすよりも、安心料として月々支払っておけば(または2年単位の一括払い)、ストレスもかなり減りそうです。
②iPhoneが壊れるような環境の人
あなたは普段、どのような生活をしていますか?
「スポーツが趣味」「アウトドアが大好き」などアクティブに過ごすことが多い方は、それだけ故障リスクが上がるので、AppleCare保証に加入することをおすすめします。
反対に、インドアで静かに過ごすことが多いなら、それほど故障リスクは心配しなくて良さそうです。
③海外で使う人
iPhoneを海外で使うことが多い方は、AppleCare保証に加入しておけばいろいろ安心です。
保証は海外のAppleストアでも受けられるので、「出張先で不具合が発生したらどうしよう」なんて思い悩む必要はありません。
また海外だと盗難のリスクもあるので、不安なら通常プランに加えて「盗難・紛失プラン」にも加入しておきましょう。(クレジットカードに付帯しているiPhoneサポートサービスでも構いません)
④テクニカルサポートを無制限で受けたい人
実は、アップルケアのサービスには、専門スタッフによるサポートサービスが含まれています。
iPhoneに限らず、Apple製品の使い方や操作方法を無料で教えてもらえるのです。しかも回数無制限!
このようなサービスは一般的に高額なので、無料で何度でも相談できるのはかなり大きなメリットでしょう。iPhoneの操作に慣れない方は、AppleCare保証に加入しておくとなにかと便利かもしれませんね。
⑤万が一のときにスピーディーに無料で交換したい人
アップルケア保証には、エクスプレス交換サービスが含まれています。
これはiPhoneに不具合が生じたり壊れたりしたときに、無料で新品(または新品同様)に交換してもらえるというものです。
iPhoneは生活に欠かせないアイテムだからこそ、「修理に出したけどいつまで待つの?」なんてヤキモキしなくて済むのは助かりますね。
そもそもアップルケア保証とは?
ここまで、アップルケア保証入るべきかどうか、加入のメリットやデメリットなどを解説してきました。
では、そもそもアップルケア保証とはどのようなサービスなのでしょうか?
アップルケアの特徴について詳しく見ていきましょう。
アップルケア保証の料金
先に解説しましたが、アップルケア保証の料金は決して安くありません。
月払いよりも2年一括で払ったほうが多少安くなるものの、それでもポンと払うのは気が引けるような価格ですね。
- iPhone SE(第3世代):2年単位の一括払い11,800円/月払い580⇒2年間だと13,920円
- iPhone 13、iPhone 14、iPhone 15:2年単位の一括払い23,800円/月払い1,180円⇒2年間だと28,320円
- iPhone 14 Plus、iPhone 15 Plus :2年単位の一括払い28,800円/月払い1,380円⇒2年間だと33,120円
- iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max:2年単位の一括払い31,800円/月払い1,580円⇒2年間だと37,920円
※価格は税込
なお、iPhoneを購入後1年間はメーカー保証がついているので、自然故障や初期不良の場合はこの保証が使えます。
アップルケア保証では、この保証内容をさらに延長+過失による故障も保証範囲内となります。
支払方法の特徴や注意点も見ていきましょう。
2年一括払い
2年間で自動的に保証期間が終わります。保証期間終了後30日以内に再び申し込めば、引き続きアップルケア保証を受けられます。
(ただし3年目以降の支払いは、2年一括払いの選択肢がなく、月払いのみとなります)
月払い
自分で解約しない限り、毎月自動的に更新されます。
修理費用が安くなる
アップルケアに加入していると、修理の必要性が出てきた際に、修理費用がかなり安く済みます。
たとえば、iPhone15を例にしてみましょう。
- 画面のひび割れ:未加入42,800円、加入3,700円
- 背面ガラスの損傷:未加入25,900円、加入3,700円
このように、アップルケアの未加入者と加入者では修理費用にかなり差があります。加入しているからといってすべて無料というわけではないものの、それでも大幅に安くなっているのは間違いありません。
特に、未加入で何度も修理に出していると「貯金がザクザク減っていく」と後悔することもあるかもしれないので、心配なら加入しておくと安心でしょう。
なお、落下による故障も保証してくれます。利用回数に制限はなく、修理中は代替機ももらえるので、iPhoneユーザーは大助かりのサービスですね。
バッテリー交換
先にお伝えしましたが、アップルケア保証には無料のバッテリー交換サービスがあります。
しかし「2年以内にバッテリーの保持容量が 本体容量の80未満」でなければ無料にならないので、実際はあまり使われることのないサービスかもしれません。
ただ、いざというときの交換費用は0円です。未加入者だと1万円以上かかるので、かなりお得ですね。
テクニカルサポートの延長
先ほど専門スタッフによるテクニカルサポートについてもお伝えしましたが、アップルケア保証に加入すればこのサポートも延長されます。
通常は購入後90日間のサポートなので、それが延長になり、しかもiPhone以外の製品の質問もできるなんてありがたい! Apple製品ユーザーには心強いサービスでしょう。
盗難や紛失のときに保証
アップルケア保証の「盗難・紛失プラン」に加入すれば、盗難や紛失時にも保証が受けられます。
適用条件は以下の通りです。
- iPhoneの「探す」機能が有効になっている
- 使用者のAppleIDと紐づいている
なお、適用回数は1年間に2回までとされていますが、年2回なら十分すぎるくらいでしょう。
通常プランより費用は上がりますが、海外に行く機会の多い方は加入しておいたほうが賢明です。ただ、先にお伝えしたとおり、クレジットカードのサービスとして付帯していることもあるので、サービス内容が重複しないように規約をしっかりご確認ください。
モバイル保険もある
アップルケアの代用として、モバイル保険という選択肢もあります。
モバイル保険とは、さくら少額短期保険株式会社が提供するスマホ保証サービスです。
キャッチコピーは「修理費用 全額保証」。月々700円で、年間10万円まで補償してくます。
- 落下、水濡れ、画面割れなど補償範囲が多い
- 年間10万円まで何度でも補償
- スマホ以外の機器を一緒に補償してくれる(パソコン、ワイヤレスイヤホン、タブレットなど)
- 子どものスマホまで補償してくれる(主端末1台、副端末2台、合計3台まで登録可能)
など手厚いサポートに感激!
iPhoneの保証入るべきか悩んでいる方は、ご家族でモバイル保険に入るのはいかがでしょうか。
1台ごとにアップルケア保証をつけていたら、家庭における出費がかなりのものになってしまいます。モバイル保険なら最大3台まで登録できるので、契約者が所有する端末なら、たとえ家族が使っていても大丈夫ですよ。
不具合が生じた際は、まずメーカーや修理店などで修理をしてもらいます。そのときに受け取る修理報告書を、故障した端末の写真と共に、モバイル保険公式サイトのホームページにて添付してください。
申請完了したら、最短2日で審査完了、最短5営業日には保険金として支払われます。
ただ、新規取得日から1年未満の製品のみが保証対象になるのでご注意ください。
iPhoneの保証入るべきか?アップルケア保証がいらない人とは
ここまで、iPhoneの保証制度について詳しく紹介してきました。
アップルケアには多くのメリットもありますが、デメリットもあるので悩みますよね。
参考までに、アップルケア保証がいらない人は以下の通りです。
- 費用が気になる:いつかのリスクに備えるよりも、今できるだけ出費を抑えたいという方は、アップルケア保証は必要ないでしょう
- 壊れるような使い方をしない:インドアが好きな方など、あまりアクティブに活動しないのであれば、落下や紛失のリスクは少なそうです
- クレジットカードにスマホ補償サービスが付帯している:サービス内容が重複していたらどちらか一方に絞りましょう
- 本体に保護対策をしている:ガラスフィルムや保護ケースなどで保護対策を万全におこなっているなら、落下しても画面が割れるなど大きな事態になることは少なそうです
- 今までiPhoneを修理に出したことがない:これまで修理が必要なほど破損・損傷させたことがないなら、丁重に扱えている証拠です
- iPhoneをあまり使わない:普段からiPhoneに頼らない生活をしているなら、落下・紛失・故障などさまざまなリスクも少ないでしょう
ただ、これらはあくまで目安です。「万が一の出費が怖いからアップルケアに入っておく」という方も多いので、悩んだらとりあえず加入しておくのもアリだと思います。
掛け捨てではありますが、高額な出費のリスクを回避できるのは大きなメリット。毎日使うものだからこそ、“安心料”を払って使うのも良いかもしれませんね。
まとめ
アップルケア保証への加入は任意なので、保証入るべきかどうかは個人の判断になります。
加入すれば万が一の高額な出費を回避できますが、加入しなくても特に問題はないでしょう。
モバイル保険など別の方法でも代用できるので、ご家族と話し合いながら、いろいろな方法を比較検討してくださいね。
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