熊本市iPhone・iPad買取1番です。
iPhoneのバッテリー、減りが早くて困っていませんか?
使用期間が長かったり中古で購入したりすると、バッテリーの減りが早いことがあります。
使いたいときに残量がなかったら大変ですよね!
iPhoneのバッテリーについて、最大容量や、電池の減りが早い原因、対処法について詳しく見ていきましょう。
iPhoneのバッテリー最大容量!確認する方法
iPhoneのバッテリーの状態は、見た目ではわかりません。
その代わり、iPhoneの最大容量を確認すれば、今バッテリーがどのような状態なのかが判断できます。(iOS11.3以降)
バッテリーの最大容量を確認する手順は、以下の通りです。
- アプリの「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」
- 「バッテリーの最大容量」を確認
Appleによると、iPhoneのバッテリーは「フル充電」「0.5サイクル」の場合で異なるそう。
- フル充電の場合(バッテリー残量が0%→100%に充電):500回繰り返しても最大容量が80%程度になるように設計されている
- 0.5サイクルの場合(バッテリー残量が50%→100%に充電):2年半~3年(1,000日程度)で最大容量が80%になるように設計されている
iPhoneのバッテリー最大容量は、充電と放電を繰り返すことで徐々に減っていきます。
最大容量が80%以下になると「バッテリーの減りが早い!」と感じる時が多いでしょう。
どれほど大切に扱っていても使用期間が長いほど最大容量が減るのは仕方ないので、少しでもバッテリーの消耗を抑えるために工夫しましょう。具体的な対処法については、次の見出しで紹介します!
iPhoneのバッテリー最大容量!電池の減りが早い8つの原因と対処法
iPhoneの電池の減りが早いと、大事な電話が途中で切れてしまったり、あらゆる動作が遅くなったりなど、不便な場面が多々出てきます。
電池の減りが早い原因は、大きく分けて8つ。
原因がわかれば対処法も見えてくるので、一緒に確認していきましょう。
①動画や音楽を再生している
YouTubeで動画を観るのが趣味だったり、音楽配信サービスで楽しんだりしていませんか?
iPhoneのバッテリーは、通話と比較して、動画や音楽を再生しているときのほうがバッテリーを消費しやすいのでご注意ください。
「それならオフラインで再生すれば解決するのでは?」と思う方もいるかもしれませんね。実は“iPhoneを通して動画や音楽を再生している”という行為自体がバッテリーを消耗するため、オンラインでもオフラインでもバッテリー消費量はそれほど変わりません。
どうしても動画や音楽を楽しみたい場合は、すぐに充電できるようなタイミングを見計らうのが良いでしょう。
②アプリが更新されている
iPhoneのアプリは頻繁に更新されます。
別のアプリの操作中にバックグラウンドで更新されると、バッテリーの減りが早くなるのでご注意ください。
設定でバックグラウンド更新を禁止できるので、不要なアプリは以下の手順で制限しましょう。
- アプリ「設定」→「一般」
- 「Appのバックグラウンド更新」を選択
- 「オフ」にする
③プッシュ通知の設定がオンになっている
iPhoneに、1日あたり何件くらい新着通知が届きますか?
数件程度ではそれほどバッテリーに影響しませんが、1日に何百回も通知が届くと、バッテリーに影響することがあるのでご注意ください。
プッシュ通知は、アプリごとに設定できます。
不要なアプリからのプッシュ通知は、以下の手順で制限しましょう。
- アプリ「設定」→「通知」
- 通知が不要のアプリを選択
- 「通知を許可」のバーをオフにする
④GPSやBluetoothがONになっている
普段、iPhoneが熱を持つことはありますか?
- GPS
- Bluetooth
の設定がオンになっていると、本体に負担がかかり、バッテリーが早く消耗することがあります。
必要なとき以外は、これらの機能をオフにしましょう。手順は以下の通りです。
GPSの場合
- アプリ「設定」→「プライバシー」
- 「位置情報サービス」を選択して、オフにする
Bluetoothの場合
- アプリ「設定」→「Bluetooth」
- 「Bluetooth」をオフにする
※コントロールセンターからも切り替えができます
⑤iOSが最新ではない
お使いのiOSのバージョンはいくつですか?
古いバージョンの中には、バッテリーの減りが早いものがあります。バッテリー消費を抑えるなら、最新のiOSにアップデートしましょう。
※アップデート直後はバッテリーの消費量が増えますが、処理が終われば通常に戻ります
⑥低電力モードを設定していない
iPhoneには低電力モードが備わっています。
バッテリーの消費を抑えるため、残量が20%以下になると自動で切り替わるようになっているのですが、これをオフにしているとバッテリーの減りが早いままなのでご注意ください。
低電力モードは以下の手順で設定できます。
- アプリ「設定」→「バッテリー」
- 「低電力モード」をオンにする
※iCloudへのバックアップやアプリの自動更新など、一部の機能に制限がかかります。必要に応じてオンオフを切り替えましょう。
⑦iPhoneを使う環境の温度
iPhoneは、寒すぎたり暑すぎたりする場所での使用には不向きです。
リチウムイオンバッテリーは、0℃~35℃が適温とされています。それ以外の環境で使うとバッテリーの減りが早いのでご注意ください。
……とはいえ、夏は40℃を超えることもありますし、冬も氷点下になることもしばしば。
iPhoneを適温にキープするために、夏は外での使用をできるだけ避けたり、冬はカイロなどで温めたりすることをおすすめします。
⑧バッテリーが劣化している
iPhoneに使用されているリチウムイオンバッテリーは、年月の経過とともに劣化していきます。充電と放電を繰り返すと、次第に最大容量が少なくなっていくのです。
お使いのiPhoneは何年前に購入したものですか?
月数によってはバッテリーの寿命が考えられます。
- バッテリーの減りが早い
- 充電に時間がかかる
- バッテリーの表示(パーセンテージ)がおかしい
などの症状があれば寿命を疑っても良いでしょう。
どれほど大切に扱っていても、バッテリーの経年劣化は避けられません。
「できるだけ長持ちさせたい」という場合は、
- 電池は0%まで使いきってから、電源を切ったうえで充電する
- 充電回数をできるだけ減らす
- 過充電を避ける(バッテリーの負担を軽減するには、80%の充電でやめるのが理想とされています。ある程度充電できたら充電器から外しましょう)の3点を意識するのが良いでしょう。
iPhoneのバッテリー最大容量が減るとどうなる?
iPhoneのバッテリー最大容量が減ると、さまざまなデメリットが出てきます。
地味にストレスを感じるような症状をはじめ、時には事故につながるような深刻なケースも……。
では具体的に、iPhoneのバッテリー最大容量が減るとどうなるのでしょうか?
本体の性能が落ちる
iPhoneのバッテリー最大容量が減ると、電子機器のパーツに十分な電力を供給できなくなるため、処理速度に影響が出てきます。
アプリを立ち上げるのも時間がかかり、何かをクリックしても次のページに移動するまでの動作が遅いなど、イラッとすることが増えていくでしょう。
つまり、バッテリーの容量は本体の性能に直結しているのです。
充電するのに時間がかかる
iPhoneのバッテリー最大容量が減ると、充電に時間がかかります。
「新品のころは数時間で充電完了したのに、今は少なくとも半日かかる!」ということも珍しくないでしょう。
なぜならバッテリーが劣化すると、電子機器のパーツに負担がかかりやすくなるからです。スマホは一つひとつのパーツが上手く組み合わさって動いているので、バッテリーがさらに劣化すると本体の故障につながるかもしれません。
アプリが落ちやすい
アプリの使用中、強制終了のようにブツッと落ちたことはありませんか?
バッテリーが劣化すると、電子機器のパーツにうまく電力が供給できなくなります。不安定な電力ではうまく動作しなくなるため、アプリが落ちやすくなるのです。
電源が落ちる
「まだバッテリー残量に余裕があったはずなのに、突然電源が落ちた」という経験はありませんか?
これはバッテリーの最大容量が減ったことで、電子機器のパーツに電力がうまく供給できなくなったために起こります。
他に、“バッテリー残量が異様なスピードで低下する”という現象もあります。
本体の故障というわけではなく、システムを保護するためのiPhoneの正常な動作なのですが、バッテリーを交換しない限りこれらの現象が解決することはないでしょう。
スピーカー音量が小さくなる
iPhoneのバッテリー最大容量が減ると、スピーカーへの電力供給を自動で抑えることがあります。
これもiPhoneがバッテリーの使用量を節約して、システムを保護するための正常な動作です。でも、着信や通話の音量が小さくなると聞きにくくてストレスですね。
iPhone本体が発熱する
バッテリーは、もともと発熱しやすい性質を持っています。
バッテリーの部分がなんだか膨らんでいませんか? そのままにしていると、破裂・発火の危険があります。
特に充電中はバッテリーの温度が上がりやすいのでご注意ください。もし「バッテリーが膨らんでいる」「発熱している」など異変を感じたら、iPhoneの電源を落としたうえで、修理店に相談しましょう。
iPhoneのバッテリーを長持ちさせる5つの方法
iPhoneのバッテリーの最大容量が減ると、上記のようにさまざまな症状が発生します。
使い勝手が悪いとストレスになるので、日ごろのひと工夫でできるだけバッテリーを長持ちさせましょう。
バッテリーを長持ちさせる方法は、大きく分けて5つあります。
①充電中は操作をしない
バッテリーを長持ちさせるなら、充電中の操作は避けてください。
充電中にiPhoneを操作すると、
- iPhoneが発熱しやすくなる(=バッテリーに負担がかかる)
- バッテリーが膨張しやすくなる(=爆発や発火のリスク)
など、さまざまなデメリットがあるためです。
もし充電中にiPhoneを使うなら、一度充電器から外しましょう。
②必要がないアプリは削除する
アプリの種類によっては、バッテリーの消費量が多いものがあります。
たとえば動画や音楽、SNSのアプリなどが代表的です。
使用頻度は少なくても、アプリがインストールされているだけでバッテリーに負担がかかります。しばらく使っていないアプリはアンインストールしておきましょう。
使用頻度の高いアプリであっても、プッシュ通知をオンにしたり、アプリをバックグラウンドで更新したりすると、バッテリーの消費が早まります。
バッテリーを長持ちさせるなら、これらの設定もすべてオフにすればさらに効果が期待できるでしょう。
③画面の明るさを暗くする
バッテリーの消費量は画面の明るさにも関係します。
iPhoneのバッテリーを、照度の調節で長持ちさせるためには
- ダークモード
- 画面の明るさを下げる
という2つの方法があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ダークモード
ダークモードにすると背景が暗くなりますが、それだけ消費電力が抑えられます。
ダークモードの設定手順は以下の通りです。
- アプリ「設定」→「画面表示と明るさ」
- 外観モード「ダーク」を選択
※iOS13以降ならすべての機種で設定できます
画面の明るさを下げる
ダークモードはバッテリーの消費を抑えられますが、それだけ画面が暗くなります。
「暗すぎて見づらい」という場合は、画面の明るさを下げましょう。
そのためには、明るさの自動調節をオフにしてください。
この機能がオンだと、暗い場所で自動的に最大の明るさになりバッテリーを消耗してしまうからです。
明るさの自動調節をオフにする手順は以下の通り。
- アプリ「設定」→「アクセシビリティ」
- 「画面表示とテキストのサイズ」→「明るさの自動調整」をオフにする
④自動ロックの時間を短くする
一切の操作をしなくなると、自動的にロックがかかる「自動ロック」の機能。
いちいち電源を切らずに済むので便利ですよね。
30秒~5分で設定可能ですが、バッテリーを長持ちさせるなら最短の30秒をお選びください。
設定の手順は以下の通りです。
- アプリ「設定」→「画面表示と明るさ」
- 「自動ロック」を選択
- 「画面が暗くなるまでの時間」で「30秒」に設定
⑤機内モードを使う
バッテリーを長持ちさせるためには機内モードも効果的です。
通信する必要のないときは機内モードに設定しましょう。
本来、飛行機に影響が出ないように電波の通信を遮断する機能ですが、電波の通信がなくなるということはバッテリーの消費を抑えることにもなるので、日常生活でも活用できるのです。
機内モードに設定する手順は以下の通り。
- 画面を上向きにスワイプする
- 「コントロールセンター」が表示されるので、飛行機のアイコンをタップ(=機内モードがオンになります)
iPhoneのバッテリーを交換する目安
iPhoneのバッテリーは消耗品。
使うほど劣化するので、減りが早いと感じたら交換することをおすすめします。
では、iPhoneのバッテリーを交換する目安について詳しく見ていきましょう。
購入してから2年
iPhoneのバッテリーの交換時期は、購入から2年が目安です。
2年経つと「電池の減りが早い」と感じることが多くなるでしょう。
「まだ購入から1年しか経っていないのに減りが早い」という方は、Appleの保証サービスをご確認ください。1年経たずにバッテリーが劣化する場合、そのバッテリーに問題があるのかもしれません。
購入から1年以内でバッテリー最大容量が80%以下なら、無料交換できる可能性があるのでAppleに問い合わせてみましょう。
iPhoneのバッテリー最大容量「80%」より下がったら
バッテリーの最大容量が80%以下なら替え時ですが、80%以上の場合であっても
- アプリの使用中に落ちる
- バッテリーの減りが早い
など気になる症状があれば、新しいバッテリーと交換することをおすすめします。
なお、iPhoneのバッテリーの最大容量は
- アプリの「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」
- 「バッテリーの最大容量」を確認
の手順でパーセンテージを表示できます。
iPhoneのバッテリーを交換する方法
iPhoneのバッテリーの減りが早いと感じたら、早めに交換しましょう。
交換方法は主に2つ。どちらを選んでも、iPhoneを預ける前にデータのバックアップをお忘れなく!
Appleストアや正規に依頼
iPhoneはApple社の製品なので、バッテリーの交換もAppleに頼めば何かとスムーズでしょう。
購入から1年以内なら無料で交換してくれる可能性が高いですが、一方で保証期間を過ぎていると費用が高くなることがほとんど。
下記で紹介しますが、街の修理店にも見積もってもらい、安いほうに依頼するのも良いかもしれません。
修理店に依頼
街のiPhone修理店なら、Appleにはないメリットがたくさん。
たとえば、
- バッテリー交換はもちろん、他の症状も気軽に相談しやすい
- Appleの有償修理と比較してリーズナブル
- 即日修理に対応していることがある(※お店によって対応していないこともあります)
- 店員と直にやり取りできる
などが挙げられるでしょう。
特に、修理日数が短いのは街の修理店ならではの強みです。
Appleストアや正規に依頼する場合、配送センターまで宅配で送ったり、来店予約のうえ持ちこんだりしなければならないので、日数も労力もかかります。
iPhoneは生活必需品だからこそ、サッと持ち込んでサッと修理してもらえるのは助かりますね。
まとめ
iPhoneのバッテリーは、充電と放電を繰り返すことで徐々に最大容量が減っていきます。
そのため購入から月日が経っているほど「電池の減りが早い」と感じがちですが、それは仕方のないことなのです。
対処法はありますが、どれも応急処置に過ぎません。バッテリー自体を交換しないと別の不具合が起きかねないので、早めの修理をおすすめします。
保証期間を過ぎているなら、街の修理屋に相談しましょう。
バッテリーの件はもちろんですが、今後もiPhoneで困ったことが起きた際に“身近な相談相手”がいれば何かと安心ですね!
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